投稿日:2021.04.05
まだ間に合う!気になる部分を引き締めよう
体のこと
桜の季節も終わり、薄着の季節到来です。
半袖からのぞく二の腕、スカートのすそから見えるふくらはぎ、気になりませんか?
「気になるけどダイエットは無理!」「筋トレは挫折しそう」
そんな方に今回のコラムをお届けします。
簡単なエクササイズを少しだけ、しかも毎日じゃなくてもいいんです。
ズボラさんでも続けられる、辛くないエクササイズに、ぜひチャレンジしてみてください。
バッタのポーズ ~二の腕の引き締め~
二の腕が太くなる原因の1つは「猫背」です。
猫背になると左右の肩甲骨の間が広がって胸が縮んだ状態になり、
普段あまり使われていない上腕三頭筋(腕を上げた時下になる部分)が緩んでしまいます。
そうすると老廃物や余分な水分が適切に流れにくくなり、二の腕が太くなることに繋がってしまうのです。
『バッタのポーズ』は、姿勢を整え二の腕やせにつながるのはもちろん、
便秘の予防・解消にも効果があります。
1うつ伏せに真っ直ぐに寝る。
※胸を張るように肩甲骨を寄せることを意識しましょう。
2手を腰のあたりで組む。
3息を吸いながら上体と足を(伸ばしたまま)ゆっくり上げていきます。
※反動を使わずゆっくり行いましょう。
4呼吸を止めず、3~5回呼吸を繰り返したら、ゆっくりと頭と足を下します。
5これを最初は3回くらい繰り返します。
無理をせず、自分がキツイと感じるところまで何回か繰り返し、徐々に回数を増やすようにしてきましょう。
週2~3回続けるだけでも効果が出ます。
牛の顔のポーズ
このポーズも、肩甲骨を意識することで二の腕のシェイプアップにつながるのはもちろん、
肩こりの緩和、頭痛解消、下半身のストレッチに効果があります。
肩甲骨の周りには脂肪を燃焼させる筋肉がたくさんあります。
ここをほぐすことで身体全体のバランスが良くなり、
首こりや腰痛などの軽減にもつながりますので、意識してやってみましょう。
1左足を内側に曲げ、かかとを右のお尻横に引き寄せます。
2右足も曲げ左足の上に重ねます。
※お尻が床から浮かないように注意しましょう。
3背筋を天井に向かって伸ばし、右手を上から、左手を下から背中に回し、握手します。
※右手は耳に近づけます。
※握手が難しい場合は、できるだけ近づける、洋服を持つ、タオルを使うなど無理のない方法で行いましょう。
4胸を広げて3回ほど呼吸を繰り返したら、ゆっくりと手をほどきます。反対側も同様に行います。
※呼吸が止まらないように注意してください。
※呼吸は、吸う時間と吐く時間が同じになるのが理想です。
深い呼吸を行うことで自律神経が整い、リラックスすることができます。
足を組んだ状態がキツイ場合は、あぐらで行いましょう。
タオルを持った状態で、背中を洗うように上下に動かすと、さらに効果的です。
足首とふくらはぎの引き締め
もっとも簡単でお手軽なポーズをご紹介します。
1壁に向かって立ち、足を骨盤の幅に開き、手を壁につきます。
2膝とつま先は、真っ直ぐ正面を向けます。
3かかとの上げ下げを20~30回行います。
壁がなくても大丈夫です。
例えば料理をしているときなど、ちょっとした時間に取り入れることで効果が倍増。
簡単な動作ですが、自分の体重が負荷となり、意外にキツイ動作です。
隙間時間で少しずつ取り組めば、夏には引き締まった足首とふくらはぎになっているはず!
<取材協力>
スポーツクラブ ベル・フィットネス 佐藤 央都 さん
「無理なく、人と比べずに、自分のペースで続けられる回数で行ってみて下さい。毎日でなくてももちろん良いですが、この時間にやろうと小さな約束をご自身として、継続を心掛けてみてください。」