投稿日:2024.04.03
この春おすすめ! 30代からの春メイク&ヘアアレンジ
暮らしのヒント
春です!
新しい場所で新生活を始める方、
お子さまの入学などで、新しい人とのお付き合いが始まる方、
様々な場所で「初めまして」が増える季節。
できればよい印象でスタートしたいですよね。
春だし、明るめの色で気分も上げたいけれど、イマドキのメイクってどんな感じ?
と迷えるママへ、今回は30代からの大人女子に贈る
この春おすすめのメイク&ヘアアレンジを取材してきました。
参考にしてみてくださいね。
まずはベースメイク
①基礎化粧
春は紫外線も強いです。
特に30歳を超えたら、まずは基礎化粧を大事にしてください。
とはいえ朝は時間がないので、なかなか時間をかけるのは難しい!
ポイントを押さえて、手早くいきましょう!
取り入れたいのは導入美容液です。
最初につけるイメージですが、化粧水→導入美容液→乳液→クリーム
という流れがおすすめです。
化粧水は、目元や口周りには特にたっぷりと、コットンを使って付けましょう。
コットンを使った方が良い理由は、
手を使うよりも、一度に肌に塗布できる化粧水の「量」が多いからです。
皮ムケして白くかさついているところ(小鼻の横など)、
毛穴が目立つ部位、ベタつく部位は、より乾燥している部位になるので、
コットンで更に重ね付けをしていきます。
乳液とクリームを使って保湿を
最近では、「インナードライ肌」「オイリー肌」などという言葉があるくらい
見た目には乾燥がわかりづらい方も多いです。
インナードライは、皮膚の表面は皮脂でべたついているのに肌の内部は乾燥している、という状態。
肌は水分を肌の中に保とうと過剰に皮脂を分泌し、肌の表面を覆ってしまうのです。
この状態をべたついているからオイリー肌だと勘違いし、
乳液やクリームなどを使わないという、間違った対応をしてしまいがちです。
そうするとまた乾燥が進み、皮脂が過剰分泌される、という悪循環になってしまいます。
乾燥肌の見分け方
インナードライは
首を見るとよくわかります。
首にかさつき感があったり、
白っぽく粉をふいたような状態が
見られたりするほか、
顔の毛穴が目立つ、
ベースメイクののりが悪い、
崩れやすいといった特徴も。
思い当たる方は、
「べたついているから乳液は控える」
といった対応は逆効果。
しっかりと保湿が必要です。
基礎を整えたら下地を塗ります
基礎を整えたら下地を塗ります。
下地クリームも色の種類がありますが
年齢を重ねるごとに、肌色がくすみがちになっていくので
ピンク系やパープル系で血色良く仕上げましょう。
パフを使って顔の中心から周りにぼかしていくイメージで塗っていくと
自然な仕上がりになります。
②ベースメイク
ファンデーションは、濡らしたパフで、ポンポンとたたくようにつけていくと
厚塗りにならず、今年らしい透明感のあるみずみずしい仕上がりに。
薄く何度も重ねていくイメージです。
耳の前のところや輪郭まわりまできちんと塗ってあげると馴染みが良いです。
コンシーラーは、目の下のクマの線、口角と唇の山の頂上の部分、眉尻にのせます。
ポイントは筆やブラシを使うこと。
コンシーラー専用のブラシもありますし、
最初からブラシが付いているものもあるので、そちらを使うと綺麗になじませることができます。
次にパウダーをおでこ、鼻、頬に付けていきます。
この時、一旦付属のパフにパウダーを付け、別のパフにパウダーを移してから使うと
パウダーが分散し、均等につけられます。
最後はハイライト。
パウダーとクリームタイプがありますが、クリームの方がツヤ感が出ます。
鼻筋、Tゾーン、目の下のクマの部分、唇の口角と山の部分にそれぞれつければ完成です。
③眉毛
色は、髪の色と同じかワントーン明るい色がなじみやすいです。
ペンシルで眉尻から形を作っていき、
パウダーを眉尻から眉頭に向かって埋めていきます。
最後に眉マスカラで毛流れを整えます。
左右どちらか
書きにくいと感じる方から
書いていくと、
左右の形を整えやすいですよ。
④チーク
頬の高い部分に、広めにチークを入れるだけで一気に今っぽくなります。
クリーム系のチークを指先に少量付けて、中心から全体的にポンポンとのせていきます。
塗っているのか塗っていないのか、といった程度で十分です。
次にツヤ感のあるパウダーチークをのせます。
⑤アイメイク
⑴ビューラーでまつ毛を上げる
根元から少しずつずらしながら、何度かに分けてあげていきます。
⑵アイシャドウ
この春は、ブラウン~ゴールド系がおすすめ!
肌なじみもよく、派手過ぎないので、年齢を問わず
さりげなく明るい雰囲気と透明感を演出できます。
まず、薄い色をアイホール全体にのせ、まぶた全体を明るくします。
次にくすみ色で少しラメが入っているような、さりげなく印象付ける色を
グラデーションさせながらのせていきます。
下まぶたにもひと工夫。
綿棒を使って、
上まぶと同じ色を、
まつ毛の際に入れていきます。
⑶マスカラ
今回はオレンジ系のメイクのため、ブラウンを選択していますが
少し明るめの色を選ぶと透明感が出ます。
くすみ感のあるカラーマスカラは挑戦しやすいです!
アイシャドウは控えめにしているので、その分マスカラで目元を強調しましょう。
次にアイライナーペンシルで、下まぶたの黒目の下に色を入れ、
目じりに向かってブラシでぼかします。
ピンクやブルー系も春らしくておすすめです。
⑥リップ
まず、地色を消すイメージで、薄めのピンクなどを塗り血色を整え、
その上に塗りたい色を塗っていくと、発色が綺麗です。
中心部分にだけつけて、指でボカシていくとバランスがとりやすいです!
最後に再度ビューラーでまつ毛を上げて完了!
ヘアメイク
この春は、レイヤースタイルとともに、ボブスタイルも引き続き人気のようです。
今回は、切りっぱなしボブの外はねアレンジを教えていただきます。
流行の切りっぱなしボブは、
髪質や服装など問わずに合わせやすい髪型として人気です。
春らしく、ふんわり感とキュートな印象の外はねにアレンジすることで、
カジュアル感がプラスされます。
アイロンの温度は160℃~180℃にセット。
あまり高温にすると髪が傷むだけでなく、カラーが抜けやすくなるので要注意。
髪をハーフアップして、内側の髪からセットしていきます。
根元の方を内巻きにした後、最後だけ軽く外側にひねるイメージでカールさせます。
後頭部はやりにくいですが
顔を横向に向けて鏡を見ながらだと
やりすいですよ。
前髪は、生え際と同じ高さに真っすぐ持ち上げ、そのまま軽くアイロンを通します。
サイド側の前髪は、後ろに流すようにアイロンを通すと自然な感じに。
仕上げにバームを指先1/3くらいとり手のひら全体になじませ、
内側から髪を持ち上げるようになじませていきます。
根元からしっかり付けてOK。
前髪もオールバックにするように内側からつけます。
余った分を表面につけて、全体を整えます。
顔周りもしっかり付けていくと、
束感を作ることができ、抜け感を演出できますよ。
トップをふんわりさせたい時は
トップのボリュームがなかったり、分け目が気になる場合は
トップの髪を持ち上げ後頭部に向けて、根元からブローすると
分け目が隠れトップがふんわりとした仕上がりにできます。
完成!
メイクとヘアアレンジで、
ナチュラルでありながら、パッと明るい印象に変身!
第一印象UPで、素敵な人間関係の第一歩を踏み出してくださいね。
【取材協力】
KEIJI CLASS stylist 中村 美友 さん
宇都宮市内で35年以上、最先端のスタイルを提供する上質なサロンとして人気の「KEIJI CLASS」。中村さんはスタリスト歴10年。ナチュラルでありながら、可愛いとかっこいいのバランスを大切にしたスタイル作りを得意としています。
「この春はオレンジ~ブラウン系で華やかさを演出してください。30代以上の方は、とにかくベースメイクが大事です。なかなか時間が取れないかもしれませんが、日々のスキンケアを大切にしてください」。
【KEIJI CLASS】
栃木県宇都宮市岩曽町848-2 TEL:028-688-8282
https://keijiclass-utsunomiya.com/