暮らしコラム

2021年の干支は辛丑（かのとうし）

干支というと十二支を浮かべるのが一般的ですが、本来は「十干（じっかん）」と「十二支」を組み合わせた60種類の干支があります。
「十干」は、陰陽五行思想をもとにしたもので、世の中のものを「木・火・土・金・水」の5つに分け、さらにそれぞれに陰と陽があるという考え方です。
「辛」は痛みを伴う幕引きを意味し、「丑」は殻を破ろうとする命の息吹を意味するそうです。
辛い幕引きを伴いながら生まれた新しい種から、ようやく芽が出始める時
そう考えると、コロナという辛い一年を乗り越え、今年はまだ開花していない才能に着目し、全く新しいことにチャレンジするのに適した年になるのかもしれません。

また、陰陽五行思想では土の年であり、足元を固めると良いとされます。
家の元ともいえるお墓参りをし、墓石を宝石のようにぴかぴかに磨くことで良い運気を呼び込むことができます。
ぜひお盆やお彼岸などの時だけではなく、お墓参りをしてください。

2021年のラッキーカラー

今年取り入れたいラッキーカラーは「白」と「金」です。
取り入れたいといっても、この色のグッズを買いこまないでくださいね。
風水では、物はできるだけ置かないことを良しとします。
例えば、テーブルの上にリモコンや新聞など、置きっぱなしにしていませんか？
面倒でもテーブルの上には何も置かない、これだけでも運気が上がります。
ラッキーカラーを取り入れるならば、寝具やカーテンなど、
日常使っているもので、広い面積のものに取り入れるのがおススメです。

財運を上げる財布

「黄色の財布だとお金が貯まる」とよく聞きますが
本当にお金が貯まる財布の色は「黒」か「モスグリーン」です。
形は長財布で、素材は布か合成皮革。本革は殺生が伴うため、良くないとされます。
そしてできれば少しお高いものを大事に使うのがいいです。
小銭は別の財布にいれることが大切。
お札は「木」で、小銭は「金」とされ、相剋関係でお互い干渉し合うためお金の居心地が良くなく、
早く出て行ってしまうそうです。
カード類もできるだけ入れないようにして、お金が入るスペースを広く保ちましょう。

金運を上げたい方にもう一つアドバイス。
“金運を上げるにはトイレ掃除”です。きれいに保ちましょう！

玄関に置くと良いもの

家に良い気を呼び込むために玄関は入口となる場所。
玄関に置くのにおすすめなのは「麒麟（キリンビールのあの麒麟）」です。
顔が龍、身体が獅子という麒麟は、国や地域に平和をもたらすトップが現れると麒麟が現れると言われ
変革の時期を良いものとしてくれると言われています。
玄関に左右に対で置くことで、魔よけとなり幸運を呼び込むのはもちろん、
リーダーに力を持たせるため、家の主を守ってくれます。

玄関に鏡はNG？

玄関に鏡を置くのはダメという話もよく聞きますが、お出かけ前のチェックに鏡があると便利ですよね？
玄関を開けた時正面になる場所に鏡を置くと、せっかく呼び込んだ幸運を跳ね返してしまうのでNGですが
左右であれば問題ありません。
玄関は広い方が財運や仕事運が上がるとされていて、“靴をしまうと開運する”とも言われています。
玄関はすっきり広く保つことを心掛けてください。

今年取り組みたいこと

ズバリ断捨離です。
去年のお守りやお札、カレンダーなど残っていませんか？
名刺の整理も、対人運を良くするためにはぜひやっておきたいもの。
顔を思い出せない人の名刺は思い切って処分しましょう。そうすることで新しい出会いがあり、人脈が広がります。
また、古いコレクションや着れなくなった服を手放すと新しい運気がやってきます。
収納を上手に作り、表面が散らからない部屋づくりを心掛けてください。
2021年はお片付け上手になりましょう。

2021年からは風の時代に突入

今年よく聞く言葉ですね。
占星術の世界では約200年ごとに変わる4つのエレメント（火・土・風・水）があり、
2021年は、昨年までの土の時代から、200年ぶりに風の時代に変わるのです。
情報があふれ風のように吹き抜けていく中、真実が見えなくなることもありそうです。
そんな時は窓ふきをし、視界をクリアにしてみてください。
古いものをリセットし、新しい風に乗る、今年はそんな年になるかもしれません。

ちなみに、窓際に物を並べるのは良くありません。車のフロントガラスにぬいぐるみなども×。
見通しを悪くし、安全性を保つために運の無駄遣いをしている可能性もあります。
運が底を尽きないように運の無駄遣いは避けましょう。