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暮らしコラム

投稿日:2020.02.28

花いっぱいの春を迎えよう

ガーデニング

色とりどりの花に囲まれる春の庭、素敵ですよね。
最初から庭いっぱいに花を咲かせるのは難しいけれどまずはプランターからチャレンジしてみませんか?
玄関先に1つ置くだけで、春気分が盛り上がること間違いなし。
「寄せ植えを作ったことはあるけれど、うまく花が咲かなかった」という方には、花が次々に咲き、長く楽しめるコツも伝授します。
今回はホームセンターでも買える草花を使った『寄せ植え~初級者編』です。

準備するもの

●植えこむプランター
●花(今回はラナンキュラス・シロタエギク・デイジー・アリッサム・ローダンセマム・アルメリア・中輪パンジー・キンセンカを使用)
●培養土
●肥料(固形粒)、殺虫剤(固形粒)、液体栄養剤、液体殺虫剤(殺菌剤混合のもの)
●スコップ

今回は直径36㎝の鉢を使って寄せ植えを作ります。
この大きさの鉢であれば、7~8株の花を植えるのが最適です。

寄せ植えを作る

1水はけを良くするため、砂利や軽石などを敷く
1水はけを良くするため、砂利や軽石などを敷く
21が隠れる程度に培養土を入れる。
21が隠れる程度に培養土を入れる。
3固形肥料をスコップに軽く1杯分程度、均等に振り入れ、根に直接ふれないよう培養土で覆う。
3固形肥料をスコップに軽く1杯分程度、均等に振り入れ、根に直接ふれないよう培養土で覆う。

【豆知識①】固形肥料の選び方

様々な肥料が売られていますが、何でも良い訳ではなく、表示をみて用途に合ったものを選ばないと効果が得られません。

成分表示は「N(窒素)」「P(リン酸)」「K(カリウム)」で表示されており、観葉植物など葉を茂らせたい時は「N」が多いもの、花や実をつけさせたいときには「P」が多いもの野菜など根の部分に栄養を与えたい場合は「K」が多いものを選ぶことで効果が得られます。特に野菜に与える場合は、3つの成分すべて10以上でないと効果が期待できません。

←肥料の表示例

4どのように植え込むか、まずは買ってきたビニール鉢のまま並べ、レイアウトを考える。
4どのように植え込むか、まずは買ってきたビニール鉢のまま並べ、レイアウトを考える。

【豆知識②】失敗しない花の配置

メインの花をまず配置し、バランスをみながら他の花を配置する。
メインの花をまず配置し、バランスをみながら他の花を配置する。
同系色は並べず対角の位置に。
同系色は並べず対角の位置に。

ほか、真ん中にふんわり感のあるものをおくとまとまりが出ます。

←手前には背の低い花や垂れ下がる葉を植えるのがおすすめ

5ビニール容器を外し、考えたレイアウト通りに鉢の中に並べ、鉢の周りから、花を手で押さえながら隙間なく培養土を入れていく。鉢の中心部の隙間も忘れずに!
5ビニール容器を外し、考えたレイアウト通りに鉢の中に並べ、鉢の周りから、花を手で押さえながら隙間なく培養土を入れていく。鉢の中心部の隙間も忘れずに!

【豆知識③】隙間埋めのポイント

割り箸などで突きながら土を入れ、最後に鉢をゆすり、トントンと軽く地面に打ち付ける。

6最後に、鉢の下から水が出てくるくらいまで、たっぷりの水を与える。
7アブラムシに効果のある液体殺虫剤(殺菌剤混合のものが良い)をスプレーしておく。虫が出る前に予防を!

【豆知識④】花をたくさん長く咲かせるコツ

・1カ月に1本の割合で液体の栄養剤を与えましょう。
・咲き終わった花は、茎ごと摘み取りましょう。茎を残し花だけを摘み取ると、茎に栄養が行ってしまい、新しい花芽に栄養が行きにくくなります。
・プランターを置く場所は、日当たりが良い屋根下がベスト。

【取材協力】有限会社 うつのみや緑花木センター


今植えた花は、お手入れ次第で夏まで楽しむことができます。
今回使った花のほか、アネモネ・ツルニチニチソウ、リュウノヒゲなどもおすすめです。
うつのみや緑花木センターには、たくさんの種類の花や木があり、庭造りのプロからアドバイスももらえますので、ぜひ気軽に出かけてみてください。