投稿日:2020.10.21
簡単ひと工夫「整理収納術」~子供服・キッチン編
住まいのお手入れ
年末が近づき、掃除が気になりだす今日この頃。
ちゃんと片付けたはずなのに、なぜかいつの間にかグチャグチャに...
そんな場所が家の中にはいくつもありますよね?
今回はそんな場所の中から、2カ所をチョイス!
子供服の収納とキッチンの調味料類の収納のコツを教えてもらいました。
子供服の上手な収納術
整理収納の基本は、不要になったものを取り除く「整理」と、基準を決めてグループ分けをする「整頓」
そして、使いやすく取り出しやすい方法で置く位置を決める「収納」の3ステップです。
1まずは洋服を全部出して、現在着ているもの、もう着ないもの、たまに着るもの、迷うものに分けましょう。
今回は現在着ているものを下着・半袖シャツ・長袖シャツ・半ズボン・長ズボン・上着の6つに分けました。
もう着ないものは廃棄、たまに着るものや迷うものは、普段つかう洋服とは別の場所に収納します。
2普段使うものをたたみ直す。
収納する場所に合わせ、たたんだ形と大きさが全部同じなるようにたたみます。
柄や色がわかるようにたたむと、選ぶときにわかりやすいので、探す際にぐちゃぐちゃになるのを防げます。
ポイント1
収納する場所(棚や引き出し)の中を、ケースや仕切りで区切ります。
ここで活用したいのが紙袋や空き箱。特に紙袋は幅がいろいろあるので、空きスペースに合わせやすく
汚れたり形が崩れたらすぐに替えられるところが便利。家の片隅で眠っている紙袋の出番です!
3用意したケースにたたんだ洋服を立てて並べます。
4ケースの横にスペースが空いたら紙袋でもう1ケース作りましょう。
ポイント2
無駄な空間を作らずできるだけ有効利用しましょう。
棚の上部に空きがある場合は、突っ張り棒などを使ってもう一段棚を作るのもおすすめ。
今回は、左右2つの棚の間に棒を渡し、S字フックやハンガーがかけられるようにしました。
棚や引き出しの手前には頻繁に使うものを配置するなど、取り出しやすさを考慮することも忘れずに。
キッチン~引き出し収納
細々したものが多い調味料関連。
何があるのか把握しきれず、同じものを買ってきてしまったり
うっかりして賞味期限を過ぎてしまう、なんてことありませんか?
そんな失敗も、整理することで防げます。
1引き出しのものを全部出し整理します。
まずは賞味期限が切れているものを廃棄、そのほかのものを
粉もの・スープ・ふりかけや海苔・麺類など同じ種類のものでグループ分けしていきます。
2引き出しなど収納スペースを区切る。
小さなものも多いので、小さめの箱を半分に切ったり、小さな紙袋を使うなどし、細かめに区切る。
3.種類ごとに収納していく。
使う頻度が高いものを手前に配置しましょう。
仕切りの中でも賞味期限が近いもの、使いかけのものを手前に入れます。
ポイント3
食器や鍋、お弁当箱なども立てて収納すると、見やすく取り出しやすいです。
<取材協力>
(左)日本整理収納協会認定 整理収納士
株式会社マルヤ 浦野 清美 さん
(右)おそうじ楽ちん 細田 詩子 さん
整理収納の基本は『全部出す→分類する→しまう』です。
一度整えると、次にものが増えた時も迷わずに収納できるので散らかりにくくなります。整理収納は、やり始めると楽しいので、ぜひチャレンジしてください。