投稿日:2021.09.16
靴の上手な収納法
住まいのお手入れ
今回ご紹介するのは靴の収納に関するあれこれです。
限られた玄関スペースを有効に活用し、スッキリ清潔に靴を収納できるアイデア、
ぜひ参考にしてみてください。
靴箱の収納数を増やすには
玄関をすっきりさせるために、靴は靴箱に収納してしまいたいですが
なかなか全部を収納できる大きな靴箱があるお家ばかりではありません。
靴箱に入れたところで、靴が重なり合ったりしてグチャグチャしがちです。
まず取り掛かりたいのは断捨離。サイズダウンした子供靴など履かなくなったものは迷わず捨てましょう。
そして靴箱の空間を上手に使っていくことで収納スペースを増やせます。
●高さに余裕がある場合は『棚を増やす』
簡単な方法としては、突っ張り棒を2本渡すだけで1段増やせます。
靴の高さに合わせて自由に動かせるので便利でもあります。
また、扉にタオル掛けをつけることでも、収納が増やせます。
●奥行がある場合は『引き出し収納』
奥行があるタイプの靴箱の場合は、引き出し方式での収納を。
前と奥と2つの箱に入れて収納すれば、季節ごとに入れ替えたり、使用頻度で分けたりでき便利です。
引き出しには、100均などのプラケースが活用できますが、
空き箱を使ってサイズ感や使い勝手を試してみてから購入がおすすめ。
買ってみたら大きすぎた、などの失敗も防げ、必要な個数も確認できます。
引き出しに名前を貼っておけば、お子さんでも自分の靴をしまう場所がわかりやすいですね。
靴の入れ方でひと工夫
靴の内側のカーブと外側のカーブを合わせるようにして、左右の靴の向きを入れ替え収納するだけで、少しずつスペースができます。
靴箱の下も有効活用
靴箱の下に靴を置くと、どうしても忘れがちになりますし、掃除のとき、1足ずつ動かすのも一苦労ですよね。
そこでおすすめがキャスター付きの台。
100均などで手に入る網やすのこ、板などにキャスターを取り付ければ簡単に作れます。
これに乗せて収納すれば取り出しも楽々!
棚の仕切り方を変える
ブーツなどを収納するのに高さのあるスペースが欲しい、
でもそんなにたくさんブーツがあるわけではない、
そんなときは仕切りを自作してしまいましょう。
傘立てのスペースも、上部に空きがあれば突っ張り棒などで棚を作って収納に活用できます。
靴を傷めない上手な収納方法
革靴のカビ対策
・お菓子などの乾燥剤を入れておく。重曹を入れたてるてる坊主を吊るしてもかわいいですね。
・雨などでぬれた場合は、必ず乾かしてから収納。濡れていなくても、履いた日は一晩置いてしっかり乾燥させましょう。
・棚には新聞紙などを敷いておく(英字新聞などを敷くと見た目もオシャレです)
・靴箱の換気をし、消臭剤をやたらに噴霧しない。臭いが気になる場合は、Agデオドラントスプレー(銀イオン)を活用。
・下駄箱は定期的に掃除しましょう。アルコールで拭き掃除しておくとカビ予防効果がアップします。
革靴は絶対に水洗いはしないでください。汚れは乾いた布で落とします。
汚れ落としとして使用するなら、電解水がおすすめです。
洗剤や除菌スプレーなどは、物によっては色落ちや変色などが起こることがあるので注意が必要です
●カビてしまったら…
乾いた布でカビをふき取り(拭いた布は捨てる)、アルコールスプレーもしくは専用のカビ用スプレーをかけた布で靴全体を拭き、除菌します。
陰干しをしっかりと乾かし、クリームなどでお手入れをしましょう。
靴の汚れ落とし
【スニーカー】
乾いた状態で泥汚れなどをブラシで落とします。溝に入り込んだ土などをかき出しましょう。
その後流水で洗い流します。
【革靴・パンプス・スエードなど】
乾いた状態で泥汚れなどをブラシで落とします。
乾いた布で拭き、クリームなどでお手入れを。(防水スプレーをしておくとよい)
陰干しします。中に新聞紙を詰めておくと、湿気を吸うだけでなく、型崩れ防止にもなります。